元キャリアコンサルタント・ソロモン氏との出会い

Nice to meet Solomon

今回からはお世話になった元キャリアアドバイザーのソロモン氏との出会いと、彼の教えを中心に履歴書の作成から始まり諸々の就職活動について書いていきます。

残りのビザ期間を考えると、「バンクーバーのうぇぶ屋」のセナくんからは「いやー厳しいでしょう。」と言われました。実際にどれだけ厳しい状況であったかは前回の記事を確認していただくとして、それだけ厳しい状況であっても就職できたのは、ひとえに1社目の就職活動でお世話になったか元キャリアアドバイザーのソロモン氏のおかげです。このエントリーではこれから海外就職活動に関する記事で度々登場するソロモン氏との出会いについて書いています。

– 序章 – ソロモン氏との出会い

それは9月のまだ強い日差しが差していたとある日の午後、学校を卒業した僕は忙しくキーボードを叩いていた時のことだった。卒業して1ヶ月経とうとしているのにポートフォリオの完成がまだ見えない。内心焦りを覚えると同時に、まだ履歴書(レジュメ)もカバーレターも書けてない。この2つの準備も手をつけ始めなければ、求人に応募すらできないじゃないか、と思っているところだった。

本を返すために図書館の会館時間を調べるために図書館のWebサイトにアクセスした。

「図書館にもTwitterアカウントがあったのか。」何気なくそのリンクをクリックしてツイートを見てみると、無料のライティング講座の紹介があった。レジュメとカバーレターを書くにあたってためになることがあるかもしれない、ということでその無料のライティング講座に即座に申し込んだ。

講座自体はオンラインで授業を受けて課題を提出する形式で、各週に一回受講者で集まって課題での疑問点を話し合う機会があった。こんなのを無料でやるのかーと感心した。受講者は僕と同じように他の国から来てカナダで就職しようとしている人が多く、カバーレターの書き方やレジュメの書き方についても質問があがった。僕は願ったり適ったり!と思いすかさずノートにメモをした。

各週の集まりの中で履歴書やカバーレターの話しに何度かあったが、その時にいつも履歴書やカバーレターの書き方についてうんちくを語る人がいた。「何かこの人詳しそう。この人に履歴書とカバーレターを見てもらおう!」と思い立った自分は、その最後のセッションの会の後に声をかけ、履歴書を見てもらえないか聞いてみた。

彼の名はソロモン。トロントから最近バンクーバーに引っ越してきて、今は自分が書きたい小説があってそのために講座を受講していたとのこと。見た目は中東系の顔立ちで、何か物知りな雰囲気を醸し出していた。トロントではキャリアアドバイザーとして働いていたらしく、求職者の相談に載って就職を支援することをしていたらしい。だからやたら詳しかったのか、と納得がいった。彼は快く応じてくれ、自分がWebDesignerとして働きたいこと、日本から来て専門学校に入ってWebデザインを学び最近卒業したこと、そしてやっと出来上がったポートフォリオを見せた。

Wow, that’s great!

出来たばかりで初めて他人に見せたため、内心少しドキドキだったが、自信になった。大抵カナダ人は褒めるので、もちろんお世辞である可能性はあるんだけど、そこは素直に受け取っておこう。そして自分としては少し見てアドバイスをもらえればいいかなと思い、前日頑張って仕上げた履歴書を見せた。

インターネット上で英文履歴書の書き方を幾つか確認して、それを基に自分用にアレンジしたものだった。一目見た彼はうーんとうなり、上から順番に指摘してくれた。

何、このLanguage Abilityの項目は?そもそも履歴書は英語で書いてるし、仕事で必要な英語力があるのは履歴書で明らかにできるんだからこんな項目はいらないよ。

他にも様々な指摘を受け、どうやら自分の履歴書は彼から見るとダメダメで、全部書き直す必要があるらしい。。

1時間ほど図書館の椅子に座って教えてくれたが、「ちょっと喉も渇いたし、休みも取りたいし、残りは家に来てやらないか。」と、なんと初めて話すにも関わらず、そんなに時間を割いていただけるなんてなんていい人なんだ!と思いつつ、彼の家でなくても近くのカフェでもいいんだけど、とも思ったりもした。いきなり見ず知らずの人の家にお邪魔するのは、いくら男同士でも多少勇気がいる。ここバンクーバーは北米中でもゲイ・レズビアンが多くいる街で、街としても彼らが受け入れられている、非常にリベラルな文化な街だからだ。

そんなことで、彼の家に行くことになったが、でも履歴書をよりよくできるのであればやってもらいたい、という思いもありつつ付いていくことにした。彼のアパートはディビーストリートという「ゲイの街」として有名な通り沿いだった。「大丈夫かなぁ。」と少しナーバスになりつつも、、と思い家にお邪魔して添削してもらうことにした。

その日の夜遅くまでかかってとても丁寧に添削してくれた。まさかのその見返りに怪しい雰囲気になり、、とかいうことは微塵もなく、彼がゲイなのかどうかも分からなかったが、初めて会った人にここまでよくしてくれるとは、と逆に多少疑ってしまったことを申し訳なく思った。

全て書き換えられた履歴書は全く別ものとして生まれ変わった。また内容を変えたためにレイアウトを変更する必要性も出てきた。その日のうちに完了させることはできず、レイアウトは考えてくるようにとのことで、2日後にまた見てもらう約束を取り付けレイアウトは宿題となった。

著者の一言

最初は大丈夫かなーと思ったのですが、本当に親身になって添削してくれて感激でした。次回は具体的な彼のアドバイスを交えて履歴書の書き方を紹介します!

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