「ULTIMATE JS-MP1のキーボードスタンドを検討しているけど、使い勝手はどうだろう」
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
CP4 STAGEのスタンドとしてULTIMATE JS-MP1を使ってみたので早速レビューしたいと思います。
結論から言いますと、
- ダメな点:スタンドの高さが高過ぎて椅子に座って弾くには少し弾きづらい
- いい点:高さが気にならなければコストパフォーマンスは最もいいテーブル型キーボードスタンド
となります。
この記事を読めば、ULTIMATE JS-MP1の使い勝手と、どこがイマイチかもわかります。
記事の最後では電子ピアノにより適したコストパフォーマンスがいいスタンドも紹介しているので、ぜひ読んでみてください!
キーボードスタンドULTIMATE JS-MP1のよい点
まずULTIMATE JS-MP1のよい点について紹介していきます。
88鍵用キーボードスタンドとしても、揺れることなく使用可
YAMAHAのCP4 STAGEは88鍵で、重量も17Kgありますが、揺れることなく弾けます。
テーブル型スタンドで88鍵が置けるもので6,000円を切るのは一番安いのではと思うのですが、それでも揺れずに弾けるというのはかなりコストパフォーマンスに優れていますよね。
私の場合、スタンドの高さは一番低く、幅は最大幅にして設置しています。
テーブル型のキーボードスタンドなため、脚がぶつからない
テーブル型キーボードスタンドなため、自分の脚がぶつからないのもいいですね。
特に電子ピアノとして使用される方は、サスティンペダルも使用されると思うのですが、
X型だとペダルを踏む時に自分の脚がぶつかり弾きにくいんですよね。
テーブル型のULTIMATE JS-MP1なら脚をぶつけることなく、ペダルを踏むことができます。
折りたたみができるキーボードスタンドなため、持ち運びも楽
ULTIMATE JS-MP1は折りたたみもできるんですね。
総重量は6.8Kgなので、折りたたんでライブ会場などに持ち運ぶのも楽にできます。
ヤマハのキーボードスタンドであるLG-800は折りたたみはできないので、持ち運びするのであればULTIMATE JS-MP1の方がおすすめです!
ヤマハのキーボードスタンドLG-800の代用品としても優秀
CP4 STAGE用のヤマハのキーボードスタンドとしては、LG-800が発売されています。
LG-800は本家ヤマハから出ているだけあり、脚の部分も太くしっかりとした作りなのが分かります。
ULTIMATE JS-MP1は持ち運びができる分、脚は細めですが、キーボードをしっかり支えてくれます。
LG-800の代用品としても優れていると思います。
キーボードスタンドULTIMATE JS-MP1のイマイチな点
ただ全てがいいというわけではありません。以下からULTIMATE JS-MP1のちょっとイマイチな点についても紹介していきます。
88鍵だとキーボードの足の部分は入れることはできない
ULTIMATE JS-MP1は88鍵キーボードも置くことはできるのですが、キーボードに設置されている足の幅が合いません。
以下の写真の通り足の部分がはみ出してしまうんです。

ULTIMATE JS-MP1ではこの足の部分を入れるための穴が最初から空いてるのですが、幅が足りないんですね。

この穴にキーボードの足が入ればすごく安定するのですが、いかんせん幅が合いません。
またCP4 STAGEの場合は真ん中にもキーボードに足が付属しているので、置く時はスタンドにぶつからないように少し後ろめに設置する必要があります。

キーボードの足がしっかり収めたいのであれば、やはりメーカー純正のスタンドを使用した方がいいかもしれません。
CP4 STAGEであればLG-800ですね。
ただこの足の部分がはめられなくても、キーボード自体の重さがあれば弾いててずれることはあまりありません。
気になる方はキーボードとスタンドの間に100円ショップで売ってるすべり止めを貼るといいでしょう。
キーボードスタンドの高さ調節が660mmからで少々高過ぎて弾きづらい
ULTIMATE JS-MP1は最小高が660mm(66cm)となっており、電子ピアノを載せると高過ぎて少々弾きづらいです。
買う前は気にしていなかったのですが、実際CP4 STAGEを載せてみると少々高い。
ヤマハのサイトでも紹介されていますが、グランドピアノの鍵盤の高さは通常73cmなんです。
ULTIMATE JS-MP1を最小高に設定して、CP4 STAGEを載せた状態で床からの高さを測ってみると、約77cmと通常のグランドピアノの鍵盤の高さよりも高いのが分かります。

椅子に座って弾いてみると結構弾きづらいなーという印象です。
ただステージ上で立って弾く分には問題ないでしょう。
家に据え置きして椅子に座って弾く方は、手持ちのキーボードの底から鍵盤までの高さを測って、合計どのぐらいの高さになるか確認した方がいいでしょう。
結論:少々高さが高いものの、テーブル型キーボードスタンドとしては優秀
結論としては、上記のようなイマイチな点はありつつも、テーブル型キーボードスタンドとしては優秀かと思います。
5000円前後で88鍵のキーボードを載せても揺れることなく使用できるのであれば十分ではないでしょうか。
ただ私の場合、椅子に座って弾くことが多く、高さが気になるため買い換えることにしました。
以下、JS-MP1以外のおすすめのキーボードスタンドを紹介しておきますね。
おすすめの88鍵用キーボードスタンド
すでにテーブル型であるJS-MP1を選んでるということは、X型のキーボードスタンドは足がぶつかって弾きにくいこともご存知だと思います。
そこで必然的にテーブル型のキーボードスタンドになってきますが、おすすめはキクタニのキーボードスタンドである、KS-101になります。
キクタニのキーボードスタンド KS-101
キクタニのキーボードスタンドKS-101であれば最小の高さが55cmまで下げられるため、グランドピアノと同じ高さに調整することができます。
耐重量は50Kgですので、重いキーボードであったとしてもしっかりと支えることができます。
さらにAD-25を組み合わせれば2段スタンドとしても使用が可能です。
その他おすすめのキーボード関連商品
その他、合わせて買った関連商品も紹介しておきますね。
キーボード用カバー
キーボードカバーがあるとホコリを被らずにすむので合わせて購入がおすすめです。
私は以下の安いものを買いましたが十分カバーできています。
キーボード用譜面台
CP4 STAGEの場合は譜面台はこれ一択ですね。CP40 STAGE、CP300、CP5、CP50でも使えるようです。他の機種は互換性があるか確認した方がいいでしょう。
CP4 STAGE本体
またCP4 STAGE自体、とても弾きやすくておすすめです。今まで弾いた電子ピアノでこれ以上にグランドピアノに近いタッチのものは出会ったことないです。
CP4 STAGEは既に生産完了品となってるため、新品の在庫はどんどん少なくなっています!
新品で購入したい方は早めの購入がおすすめです!
以上、ULTIMATE JS-MP1のレビューでした!参考になれば幸いです。
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