以前今年こそは英語学習をがんばる!と決心したあなたが挫折しないためにこれだけは押さえておきたい5つのポイントという記事を書きましたが、今回はより具体的に英語学習を始めるにあたって、まずやっておいた方がいいたった1つのことについてお伝えします。
それは、「始める段階で先に習慣化させる仕組み作りをする」です。どういうことかというと、英語学習で一番のネックになるのが、いかに継続するかということだからです。どれだけ効果的な方法で学んだとしても、続けられなければ折角上がった英語力もすぐにもとに戻ってしまいます。
また今回ご紹介する考え方は英語学習以外にも応用できるものです。それではいってみましょう!
0から1にする時が一番エネルギーがいる
何でもそうだと思うんですが、新しいことを始める、新しいことを学ぶ時が一番エネルギーがいりますよね。慣れていないことをするということは、最もエネルギーがいります。
聞いたことがある方もいると思うのですが、人間は現状維持をしようとする生き物。ホメオスタシス(恒常性)っていうのが働いて、常に慣れ親しんだ状態を保とうとする力が働くみたいです。だから、例えば英語の勉強をする習慣がある人がTOEIC700点から200点あげるよりも、全く何も勉強してこなかった人が英語の勉強を始める事の方が、よっぽどエネルギーがいるのです。
ではその今の状態を保とうとする力を克服して、いかに英語を勉強する習慣をつけるか、ポイントは3つあります。
- 少しずつ変化させていく
- やる気が一番ある時に習慣化させる「仕組み」を整える
- チェックする(やる気を再燃させる)
の3つです。順を追って説明していきます!
少しずつ変化させていく
先ほど説明したように人間は現状を維持しようとする生き物です。それを無理にいきなり変えようとしても反動ですぐに戻ってしまいます。そこで最初始める時には一番負担が軽いタスクから始め、徐々にその時間や負担を大きくしていくことでその「維持しよう」という反動を最小限にして取り組んでいきます。
例えば、ダイエットしようとしている人がいきなり朝1時間ランニングする、と決めて取り組むよりも、会社の階段を1階分余分に登って降りるところから始める、とした方がハードルが低く取り組みやすいはずです。
私が今取り組んでいる英語学習の「赤マーカー」の勉強法も朝出かける前の10分を利用してやるところから始めました。(赤マーカーの勉強法がなんぞやというのはまた別でお伝えします!)最小限の負荷から徐々に大きくしていくことで現状を少しずつ変えていくイメージですね!
やる気が一番ある時に習慣化させる「仕組み」を整える
何かをやる時に一番モチベーションが高い時、つまり一番最初の時にすぐに英語学習を始めず、まずは習慣化させる「仕組み作り」をします。3日坊主になってしまう大抵の理由が、先ほどの「現状維持」の力に対して「やる気」が負ける時です。そして「やる気」が現状維持に勝って習慣化してしまえば、今度はその「やっている状態」が普通になるのでそれを維持しようとします。そうなってしまえばこっちのものです!
やる気は生もの(Webデザインスクールの先生の受け売りの言葉ですw)だからこそ、やる気がある時にガツッとその”新しい事”を”日常化”してしまうわけです。
ではどうやってその状態を作るのか。肝は最初スタートする際に、「一気に習慣化する施策をたくさん準備する」です。1つではなく複数用意することであの手、この手で自然とやってしまう状況を作り出します。この施策については次回のエントリーでお伝えします!
チェックして、やる気を再燃させる
チェックすることでやる気を再燃させます。よくPDCAサイクルを回すと言いますが、こと習慣化させることにおいて一番大事なのはこのCのチェックすることだと私は思っています。どういしてかというと、
- 毎日確実に行動に移していることを確認して達成感を得る
- 一番最初に感じたやる気を定期的に感じてやる気を再燃させる
ためです。このチェックする手法を先ほどの「仕組み作り」のところで作っておくわけです。
ではどのようにその「仕組み作り」をしていくのか、次回具体的な手法をご紹介します!
今回は考え方中心でしたが、いかがでしたでしょうか。ではHave a good day!
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