ゲイ・レズビアンだけなぜ友達作るのにカミングアウトしなきゃならない!?(北米キャリアコンサルタントの教え番外編)

バンクーバーゲイパレード

今回はちょっとシリアスな話です。

今までのブログに発信している海外就職に関する記事ですが、多くのノウハウは偶然出会った元キャリアコンサルタントのソロモン氏から教わったものです。

もともとどう出会ったのかについては以前の記事にも書いたのですが、図書館の無料のライティング講座に参加した時に知り合いました。そこで履歴書の書き方について詳しかったので、講座が終わった後彼に自分が書いた履歴書の添削を依頼したのが就職活動をサポートしてもらう始まりだったのですが、正直最初は大丈夫かな、と身構えていたんですね。

履歴書を見てもらうのに頼んだのにいきなり部屋に誘われたので。。しかもそこはDavieストリートと呼ばれるゲイやレズビアンの住む地域で有名の地域でしたし。(そして私は男性には興味ない)でも特に襲われる、ということはなく、その時はただ熱心に履歴書を見ていただいて何事もなく帰りました。

しかし私はなぜ彼はいきなり出会った自分にこれほどよくしてくれるのかと懐疑的でした。何か下心があるのではと若干距離を置きつつも、でもアドバイスはとてもためになるし聞きたいこともたくさんあったので、定期的に訪れては教えを請いていたわけです。

しかしずっと疑念は残ったままでした。

 

ソロモンはゲイなのかと。

 

でもいきなり「ソロモンってゲイなの?」と聞くわけにもいかず、聞くタイミングもなくずーっと謎なままだったわけです。

ソロモン氏に言われた一言

で、何回か訪問した後のそんあある日のこと、急にこう言われたんですね。

なぜそんなにお前はよそよそしいんだ!?オレはToruとは友達と思って接しているし友達だからいろんな自分の経験や思いをシェアしている。だけどお前はあまり積極的に自分のことを話そうともしないし、何か体験をシェアするようなこともあまりない。別にオレのために Webサイトを作ってくれと言ってるわけではないんだ。それではビジネスの関係になってしまう。もっと友達らしく接したらいいのになんでそんなに他人行儀なんだ。

と。

私もそこまで言うなら、もう正直に話してしまった方がいいと思い、講座で出会っただけにも関わらずここまで丁寧に見てくれてありがたいが、もしかしたらゲイではないか、何か下心があるのではないかと疑っていたことを正直に言いました。

そこで言われたのが、

確かにオレはゲイだ。でもオレはごく普通に友達だと思って接しているだけだ。そもそもどうして自分がゲイだというだけで、友達を作るのにも『オレはゲイだ』と言わなきゃならないんだ。お前はストレートであることをいちいち友達を作る時に言うか?ゲイだって普通に友達も作るし、ゲイだけいちいち自分がゲイだとカミングアウトしてから友達を作らなければならないのはおかしい。

これを言われて、確かに、と思い、反省しました。



同性愛者の人とどう接すればいいのか分からないのは接したことがないから

今まで私は日本でゲイの人と直に接したことがなく、どう接していいかわからない面もありました。しかし、バンクーバーはリベラルな風土であるためゲイのカップルをたくさん見ますし、ある意味カルチャーショックに似たところはありました。で、これって外国人に今まで会って話したことがない人が、初めて外国人に接するのと似た感じがあると思うんですよね。

自分が関わったことがないタイプの人に対してはつい身構えてしまうと思うのですが、それは相手のことが何も分からないため。一度理解してしまえば大丈夫になるのですが、実際に接する、関わりを持つことで初めてあーこういう感じなんだ、と分かります。それが自分の世界観を広げることにつながる、他者理解につながるので大事なことなのではと思います。

日本でも渋谷区が同性愛婚を認めだしたりと、最近になって徐々に同性愛者の方の人権に注目が集まりつありますが、まだまだ住みにくい面もたくさんあるだろうなと思います。本当は同性愛者であることを隠して生活している人も多いのではないのでしょうか。実際に日本ではゲイの方に会っていたかもしれないのですが、隠している人もいたんだろうなー。

ただこの意識についてはカナダが進んでいるというわけではなく、バンクーバーが特にリベラルなようです。すごい例だと、学校に通っている生徒の送り迎えを「4人」のパパとママが交代でしている家庭があるらしいです。なぜ4人かというと、もともとのパパとママが離婚し、実はその夫婦はバイセクシャルで、そのあとパパは別の男性と、ママは別の女性と再婚し、だけどお互い仲はいいため子供の面倒は4人で見ているらしいです。す、すごい!そんな感じに離婚しても両親の仲がよくて愛されてる感じがあれば子供もグレなさそう。

特に日本では性別に対して厳格な宗教があるわけでもないので、もっとオープンになる素地はあると思うのです。まだまだ「あいつゲイなんじゃねーの?w」とバカにするネタにも使われる場面も見られますが、もっと理解が進んでゲイの人でも住みやすくなるといいなと思います。

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